ドローンを使用した徘徊サービスについて
認知症高齢者問題
が加速している。将来的には65歳以上の5人に一人(約700万人)が認知症になる見通しらしい。その高齢者を監視するためにドローンを飛ばす。
認知症の方が徘徊をして事故にあったり、万引き等の犯罪行為をおこしたりすることをある程度防止できるかもと期待されている。
最も良いのは老人介護ホームの数を増やし、介護が必要な人は無料で受け入れたりすることなのだが、如何せん難しい。たとえ、無料だろうと老人ホームへの入所を受け入れない人もいるだろうし、これからの高齢者の増加を考えると、介護ホームの数を増やしたとしても、介護士の数が明らかに足りないだろう。低賃金、長時間、そして重労働。この条件で働きたいと思う人は少ない。
最近では、健康な高齢者が要介護の高齢者を介護するということも増えている。だが、その関係はいつまでも続かないだろう。団塊の世代が高齢者になったとき介護をするのは、今の若年層である。
介護士という職の待遇条件を良くし、少しでも興味を向けなければ、たとえドローンをおこうが認知症問題の解決には至らないだろう。